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Channel: スポーツナビ+ タグ:森和樹
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広島赤ヘル軍団が快勝 第42回全日本クラブ野球選手権北海道地区予選大会~ウィン北広島×オール苫小牧

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オール苫小牧 0 0 0 0 0 0 0 0 ウィン北広島 1 0 1 11 3 3 x 19 7回コールド6月24日:札幌円山球場オール苫小牧 浦崎、桑田 - 原田ウィン北広島 吉田、森、高田 - 菅野クラブ野球選手権の北海道地区予選は1~2回戦を栗山と岩見沢、準決勝以上を岩見沢でやる日程が近年多かったのですが、今年の日程は少々変わっていて1回戦は野幌と札幌円山で行う日程でした。北海道のアマ野球界における聖地的な扱いの札幌円山球場を逆に1回戦の会場にする、そして円山を勝ち上がると栗山で野球が続けられるという普段との逆転現象がちょいと面白くてですねぇ…道外の野球ファンの方々にはあまりピンとこないかもしれませんが。そしてちょうど先週に練習試合を見に行っていたウィン北広島の試合も組まれていたことから私は早速、時折雨も降る曇天模様な札幌円山へ足を運び、観戦してきました。試合は1回裏から動きます。1回裏、ウィン北広島・1番ファースト宮崎啓誠が四球で出塁すると、2番セカンド犬伏裕耶がきっちり初球で送りバントを決めてチャンスを作ります。3番ショート小笠原大晃は中フライに倒れるものの4番レフト永井貴大が四球でつないだところで打席には5番サード斉藤貴広。札幌琴似工業高校からこのチームへ入団してきてはや5年目の彼。はや5年目…といいながらまだ22歳と大卒選手も多いこのチームの中では若手の部類でありますが、この選手は私とどうも相性が良いようで、私が試合を見に行ったときに彼がウィン北広島のスタメン出場をしていると100%タイムリーヒット放つんですよ。レフト方向へ引っ張るのありーの、華麗にライト方向へ流し打つのありーの、ときにはポトリと守備間に落とすのもありーのと様々なタイムリーです。そんな他愛もないこと私が思いながら彼の第一打席を眺めて間もなく彼のバットは一閃、今回は打球を力強く引っ張るタイプで、三遊間を強く抜くレフト前タイムリーヒット!早速北広島が先制得点を上げます。ウィン北広島は3回裏にもこのイニング先頭の犬伏がレフト前ヒットで出塁すると、続く小笠原の打席で犬伏が盗塁、そして小笠原内野ゴロの間に犬伏が三塁まで進んだところで永井の犠牲フライで更に1点追加します。そして4回裏、このイニングも先頭打者が出塁するのですが、その最初のバッター・6番キャッチャー菅野郁弥が一塁線を破るツーベースヒットを放つと、そこから四球やら9番センター横山聖也のタイムリースクイズやら、1番宮崎にストレートの四球を選ばれたところでオール苫小牧先発の浦崎祐介はマウンドを降ります。浦崎は真っ直ぐ・変化球ともになかなかで、そしてバックの守備も彼を盛りたてていたのですが、いかんせん制球が不安定で、そこをウィン北広島に突かれた感じでした。浦崎に代わってオール苫小牧のマウンドに上がったのは、というかこのチームはそもそも選手数の少ないチームでとくに投手陣の頭数は致命的に少ないためもう彼ぐらいしかいないだろうと予想していたらその通りだった、桑田大輔。そしてウィン北広島の猛攻は投手が変わってもまだまだ続きました。まず2番犬伏の打席にて補逸で1点その犬伏がセンター前2点タイムリーヒット3番小笠原がサードライナーを放つもボールこぼしてエラー4番永井がレフト前タイムリーヒット5番斉藤が流し打ってライト前タイムリーヒット打順戻ってこのイニング猛攻のスタートだった6番菅野がこのイニング2連続安打となるセンター前タイムリーヒット7番伴内法敏フルカウントから外れて四球8番川田麿毅の打席にて補逸で1点。その川田が一ゴロを放つも一塁ベースカバーおらずセーフ&1点追加9番横山右フライ1番宮崎が三塁強襲タイムリーヒット2番犬伏がレフト前にポトリと落としこのイニング2連続タイムリーヒット3番小笠原が一邪フライでようやくこのイニング終了こんな感じでこのイニングで一挙11点!その後も5回裏、6回裏も3得点ずつ加えたウィン北広島が19点を上げて7回コールド勝利でした。こう書くと、オール苫小牧2番手投手にして結局最後まで投げ抜いた桑田大輔が無茶苦茶炎上したという結果だけが目立ってしまいますが、そして確かに彼のピッチングも甘かったのですが、↑の文章をよく見ると分かる通り彼の場合は先発・浦崎とは対照的にバックの守備の乱れに足を引っ張られた感も強かったです。彼がマウンドに上がった辺りから円山球場で雨が降ってきたのでそれもオール苫小牧野手陣の守備や集中力に微妙に影響したのかもしれませんが。他に、エラーは記録されなくとも守備範囲がある程度広いもしくはポジショニングが適切な外野手であれば凡フライにしていたような当たりがヒットになったケースも結構多かったですし、何より先述したとおりこのチームはそもそも選手数が少ないので、どんなに打ちこまれてもおいそれと他の投手に交代してもらうことも出来ないんですよね。駒大苫小牧高校で1年生の頃からエース候補と将来を嘱望されながらも退部。その後流れ流れて、王子製紙苫小牧硬式野球部が廃部になった際「苫小牧市の硬式野球の灯を消してはならぬ」と王子製紙苫小牧の後援者が中心となって結成された経緯から苫小牧市の高校&大学出身選手の受け皿を強く意識し活動しているこのオール苫小牧というクラブチームに拾われて今年が2年目の桑田。何とかチームに恩返しをしたいところですが今回は苦しい内容でした。ウィン北広島側はチャンスを確実にモノにし続けて大量得点につなげた打線のみならず守備も堅実。19得点を上げた打線の中でひとりだけブレーキがかかっていた感のあった小笠原(そういえばこの小笠原は斉藤貴広と同学年なんですよね。札幌日大→日大とエリートコースを進んでウィン北広島でも1年目の今年からいきなり3番ショートの指定席を与えられた彼ですが、このチーム叩き上げの斉藤と比べるとまだまだ波があります)も遊撃守備は安定していました。投手陣も先発・吉田大器5回→森和樹1回→高田一希1回の3人で完封リレー。厳しいこと言えば3名とも制球にやや不安がありました。吉田は立ち上がり相手先発の浦崎より危なっかしく見えたし、最後を締めたサイドスロー高田にしても右打者になら軽く空振り三振とったが左打者には4球で四球と、右横手投げは左打者に弱いと言うがそれにしても極端だなオイ!と思ったし、森和樹なんてNPB讀賣を戦力外になってから久々に復帰した昨年は正直硬式野球をやるレベルには無かったのですが、今年はそれよりはマシになったかな?でもまだまだ厳しく、元プロといいながら社会人野球の世界で通用するのはなかなか難しいとも感じましたしね。とはいえ、結果は3名とも無失点でしたので素直にそれを評価すべきでしょう。投打、攻守ともにウィン北広島赤ヘル軍団が快勝し、来週の2回戦で現在の北海道クラブ野球界においての強豪TRANSYS(トランシス)に挑みます。最後に余談ですが、Googleなどに代表されるネットの検索エンジン・サーチエンジンはキーワードで検索するじゃないですか。それゆえに全然関係ない情報でもこちらの打ちこんだキーワードが少しでも含まれていれば検索に引っかかることは日常茶飯です。んで、このブログ記事を打ち込み終わってふと、この文章って鯉ファンの方々が誤って引っ掛けてしまうキーワードがところどころあるんじゃない?と私感じたんですよね。偶然にも“讀賣”とかいう絶妙なキーワードまであるし、文中の適当なワードを抜きだしてタイトルにするのはこのブログの定番なのですがこれもまた偶然にも…じゃなかった、タイトルは確信犯(爆)そういうわけで、まず無いとは思いますが、もし誤って訪れた鯉ファンの方がおられたのなら先に謝ります。ここはカープとは全く無関係な話です(笑)

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